【本のご紹介】『いとしの印刷ボーイズ 業界あるある「トラブル祭り」』

いとしの印刷ボーイズ 業界あるある「トラブル祭り」

今回は、印刷会社を舞台にした漫画『いとしの印刷ボーイズ 業界あるある「トラブル祭り」』をご紹介します。

印刷物ができるまでを楽しく学べる一冊です!

どんな人に向いている本?

印刷物のデザインを行ったことがある、これから行う予定のある人

印刷会社に入稿した経験のある人、これから入稿を行う予定のある人

印刷業界に興味がある!紙やインクが大好き!という少しマニアックな人

この本を読む前に悩んでいたこと

私はデザイン会社での業務経験がないため、印刷物の作り方や、印刷会社への入稿方法、データの作り方など、何も知りませんでした。

各印刷会社のホームページには、入稿マニュアルが載っていたので、それを読んで勉強していましたが、そういったネットで得られる知識は断片的で、理由がわからず納得できないことが多くありました。

仕事で印刷発注する際に、印刷が思うようにいかず失敗してしまうリスクは出来るだけ避けたいですし、さまざまな印刷技法を知って表現の幅を広げたいと思っていました。

この本の購入に至った決め手

デザインは問題解決すること

「印刷現場の知識をまとまって学べる教科書のような本はないかな」と探していた時に見つけたのが、この本『いとしの印刷ボーイズ 業界あるある「トラブル祭り」』でした。

この本は、GetNavi Webで連載されているWeb漫画『今日も下版はできません!』を書籍化したものということで、実際にWeb版を読んでみて、内容が新鮮で面白いだけでなく勉強にもなったというのと、

著者である奈良裕己さんは、印刷業界で長く勤めた経験があるということで、この漫画で印刷現場の知識を楽しく学べたら一石二鳥だな、と思い、購入しました。

読んでどうだった?

私にとって、ためになったこと

まさに知りたいと思っていた、現場で起こるトラブルや失敗談、基本の印刷用語やあるある談、現場の人達が気を付けている点などが物語の中でわかりやすく学べる一冊で、仕事する上でとても役に立っています!

物語の中では、デザイナーが印刷屋さんに迷惑をかけてしまう場面もあり、参考になりました・・・!

漫画なのでサクサク読めて、なおかつ面白いです!

読んで終わりではなく、私にとっては印刷知識の教科書として、何度も見返して大切に持っていたい内容でした。

私にとって、ためにならなかったこと

この本は、あくまで印刷業界を舞台にした物語がメインなので、入稿データの作り方といった詳細なノウハウを一から手順を追って解説している本ではありません。

私はその辺を期待していたわけではないので良いのですが、もしその辺を期待していた方はご注意を。

さいごに

さいごに

私のように、印刷物に関わる初心者デザイナーさんに特におすすめの本です。

印刷ボーイズの本は続巻(2巻、3巻)も出ているので、興味のある方はぜひ読んでみてください!

この記事で使用した素材

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