- メールやメッセージアプリの容量制限に引っかかって送れない
- メッセージアプリがフリーズした
- 送信できたかと思いきや、後ほど送信失敗メールが来ていた
そんな時に重宝するのがファイル転送サービスです。
今回は、無料ファイル転送サービス【ACデータ】をご紹介します。
登録不要の無料ファイル転送サービス「ACdata」とは?
「ACdata」は、2020年2月13日にオープンした新しいファイル転送サービス。
運営は、イラストACや写真AC
などの国内外向け大型素材サイトを運営しているACワークスが行っています。
会員登録が不要で完全無料なので、誰でも気軽に使えますよ!
※会員登録もでき、登録後はクラウド上にデータを長期保存しておくことができますよ。SNSアカウントでの登録も可能です。
私も仕事で利用したことがありますが、画面がシンプルかつ操作が簡単で、非常に使い易かったです!
- 無料
- 会員登録不要
- セキュリティ対策実施
- 常時SSL通信
- Web Application Firewall
- ウィルスチェック
- パスワード設定機能
- ログイン機能
- ファイルのアップロード後、保存期間を過ぎると自動的に完全消去
- 保存期間は最大65日間まで選択可能
- ファイル数無制限でアップロード可能
- 容量は最大1ファイル最大250ギガまで
- 複数の人に同時転送も可能
- 複数ファイルがある場合は、zipファイルにまとめて転送も可能

ACdataのアップロード後の画面はこんな感じです。パスワード設定もできます。

ファイルのダウンロードリンクからは、ダウンロードされた回数も分かるので、相手が受け取ったかどうかも判断できます!
2020年5月ごろ、ファイル保存機能も追加予定とのことです!
▼過去情報▼
2020年5月13日より、「クラウド保存機能」(お試し版)が追加されました!
この機能では、クラウドストレージに無料で10GBまでデータを長期保存しておくことができます。
この記事更新日時点ではキャッシュを削除すると保存データも消えてしまいますが、2020年6月頃にログイン機能が実装されるそうなので、そんな心配もなくなるとのことです!さらに便利になるのは嬉しいですね。
▼最新情報▼
2020年7月2日より、「ログイン機能」(クラウドストレージ機能)が追加されました!
会員登録することでデータの長期保存が可能に!
ストレージ容量は、無料会員は10GBまで、プレミアム会員は30GBまで無料で利用できます。
ファイル転送用途だけでなく、素材の保存場所や、スマホにいっぱいになった写真の保存場所などにも使えますね😊
2020年4月5月末日までの期間限定で、通常1ファイル10ギガまでのところ、容量無制限(1ファイル250ギガまで)で使えるテレワーク応援キャンペーンが実施されています!
ファイル保存期間も、通常7日間のところ、最大65日まで引き上げることができます。
状況に応じて、2020年5月6月以降も延長とのこと。
この機会にぜひ活用してみてください!
⇒上記期間は過ぎましたが、2022年6月に確認したところ、まだキャンペーンは継続中のようです!
▼説明がなくても使えると思いますが、使い方については、こちらが参考になりますよ!
参考
登録不要!10Gまで無料ファイル転送ができる ACdata(ACデータ) を使ってみよう! ACworks BLOG
ファイル転送サービス利用時の注意点
DVDやHDDを使わずとも、インターネット経由で大容量のデータが転送できるのは大変便利です!
その一方で、「宅ふぁいる便」や「DropBox」など一部のファイル転送サービスで、情報漏洩やアカウント流出などのセキュリティ事故が起きており、安全面に十分注意しなければなりません。
「セキュリティの心配がない」「対策は万全」と言われているサービスもありますが、絶対大丈夫なことなんて無いと疑って、念には念を入れて、以下の対策をしておきましょう。
利用規約、プライバシーポリシーを読む
まずは当たり前のことですが、ファイル転送サービスを利用する前に、利用規約やプライバシーポリシーを確認しましょう。
もし内容に同意できない場合は、残念ですが使うのを諦めましょう・・・
利用規約やプライバシーポリシーの記載がないサービスは、アップロードしたファイルの取り扱いや、もしもの時の保証などが分からず、運営体制に怪しさを感じます。使わないほうが良いでしょう。
ファイルにパスワードロックをかける
もしも情報漏洩があった時のためにも、念のためファイルにパスワードを設定しておきましょう。
私の場合は「7zip」というソフトを使って、パスワードをかけています。
パスワードは当然ですが、桁数が多く複雑で、関係者しか分からないものにします。毎回同じパスワードを使い回しせず、定期的に変更するようにしましょう。
ただし、パスワードを付けているからと言って、完全に情報漏洩を防げるわけではありません。。あくまで予防としてですが、対策するに越したことはありません。
見られてまずい情報は転送しないのが一番!
見られても特に害のないファイルなら問題ないのですが、個人情報や社外秘の情報は、ファイル転送サービスを使用しないようにしましょう。
どうしても使わないとダメなんだ!という場合は、パスワードをかけるのはもちろんのこと、第3者に見られてまずい情報は出来る限り伏字にする、個人情報を1つのファイルにまとめない、受信者が受取ったことを確認次第、即刻アップロードしたファイルを削除する、など対策しましょう。
さいごに
ネットのサービスは便利な反面、危険とも隣り合わせ・・・
ですが、うまく使えば業務の効率化に役立ちますので、今回ご紹介した注意点に気を付けながらぜひ活用してみてください。
この記事で使用した素材
- アイキャッチ画像:rawpixel
※素材を使用する際は、素材配布サイトの利用規約をよく読み、ルールを守って使用しましょう!
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