この記事では、名刺やチラシ、ポスターなどにQRコードを載せたいな~という時に活躍する、無料のQRコードオンライン作成ツールを厳選して3つ、ご紹介します。
用途によって向き不向きがありますので、向いてるケースを参考にぜひ使い分けてみてください。
汚れやキズに強い・極小のQRコードが作りたいならここ!
QR Code Maker QRコード作成ツール – ネット印刷は【印刷通販@グラフィック】
向いているケース
- 屋外掲示物や飲食店のメニュー表など、QRコードに汚れやキズが付く可能性が高い場合
- アクセス解析やQRコードの装飾はせずに、とにかく小さいサイズのQRコードを作成したい場合
どんなQRコードを作成できる?
印刷通販のグラフィックのサイトでは、QRコード作成ツール「QR Code Maker」が無償提供されています。
ここのツールの便利なところは、「誤り訂正レベル」と「バージョン」を設定できる点です。
なんじゃそりゃ~という方が多いと思いますので、詳しいことはサイトで確認してみてくださいね。ここでは簡単な説明だけ記載します☺
誤り訂正レベル(4段階)
設定すると、QRコードに汚れがついたりして、一部が見えにくくなっていても、読み取れる可能性を上げることができます。
ただし、訂正レベルを高くするほど、QRコードのサイズが大きくなることに注意しましょう。
バージョン(1~40)
QRコードのバージョン(1~40)を選択できます。
バージョンが大きいほど格納できる情報量が増しますが、QRコードのサイズも大きくなります。
バージョン1で作成すると、私が知っている無料のQRコード作成ツールでは一番小さなQRコード(29x29pixel ※私調べ)が作れます😊
※マイクロQRコードとはまた別物です
概要まとめ
- 個人/商用利用無料
- 会員登録:不要
- アクセス解析:不可
- 色変更:不可
- 絵入り・文字入り:不可
- サイズ:極小・小・中・大・極大の5段階から選択可能
- ファイル形式:PNG/JPEG
アクセス解析をしたいならここ!
QRコード作成|QRの解析 無料【公式】|商用利用可|QRコードメーカー
向いているケース
- アクセス解析をして効果を確かめたい方
どんなQRコードを作成できる?
QRコードは、デンソーウェーブという会社の登録商標なのですが、こちらのサイトは、そのデンソーウェーブ公式のQRコード作成サイトです。
作成だけでなく、読み取り用のアプリや、ささっとQRコードを作成するのに役立つブックマークレットも提供されています。
ここのサイトの便利機能を2つ紹介します!
アクセス解析機能
QRコードに任意でアクセス解析機能を付けることができます。
特にこちらのサイトのアクセス解析画面は見やすくて、ユニークユーザー数、地域まで見れるため、アクセス解析をしたい方は、こちらのサイトがおすすめですよ。
また、 アカウント登録(無料)すると、過去の作成履歴やアクセス解析情報を無期限に残すことができ、いつでも閲覧できるようになります!
アクセス解析機能を有効にすると、その分情報量が増えるので、無効と比べるとQRコードのサイズがやや大きくなりますので、その点ご注意ください。
QR Wi-Fi
QRコードを読み取るだけで、パスワードも不要でWi-Fi接続が可能になるという優れもの!
パソコンやスマホを変えたりすると、いちいちWi-Fi設定をし直す必要があったりするので、カフェや公共施設で活用するだけでなく、自分用に作っておいても便利ですね!
概要まとめ
- 個人/商用利用無料
- 会員登録:不要
- アカウントサービス(無料)もある
- アクセス解析:可
- 色変更:不可
- 絵入り・文字入り:不可
- テキストQRコード(読み取ると任意のテキストが表示される)は作成できる
- サイズ:任意の値を指定可能(最低セルのサイズは4以上必要)
- ファイル形式:PNG/JPEG/EPS
短縮QRコード・可変QR・QRコードの装飾ならここ!
向いているケース
- QRコードに色や絵・文字などの装飾を付けたい場合
- QRコードに使うURLを短縮して、できるだけ小さなQRコードを作成したい場合
- QRコードに使うURLが変更になる可能性のある場合
どんなQRコードを作成できる?
「QRのススメ」は、QRコードで検索すると1番上位に出てくるのですが、
なんと、2019年1月時点で、累積QRコード作成数4800万件超(No1!)になったとのこと!多くの人に使われている人気の高いサービスなんですね!
その理由は、1つのサイトでさまざまな機能のQRコードが作れるからだと思います。具体的には次のような機能があります。
- 通常のQRコード(URLへアクセス)
- テキストQRコード(読み取ると任意のテキストが表示される)
- アドレス帳登録ができるQRコード
- 絵入り、文字入りのQRコード
- メール作成QRコード
- 地図表示QRコード
- イベント案内QRコード
- URLが変更できるQRコード(可変QR)
- 複数URLをまとめて1つにできるQRコード(おまとめQR)
- 携帯・スマホ・タブレットの振り分け機能付きQRコード(振り分けQR) ほかにもあるかも…
この中から、特に便利な3つの機能をご紹介します。
短縮QRコード
URLの長さを短縮して、小さなサイズでも読み取りやすいQRコードの作成が可能になります。
可変QR
「可変QR」の作成機能は、リンク先を後から変更可能なQRコード。
これなら、印刷・配布してしまった後でもURLの差し替えができるそうです!
アクセス解析機能
アクセス解析機能を任意で付けることも可能です。
ただ、アクセス解析画面が海外サイト(英語)のため、不安 or 使いにくいと思う方もいるかもしれません。
概要まとめ
- 個人/商用利用無料
- ただし自社・自分用に限る
- 会員登録:不要
- アクセス解析:可
- 色変更:可
- 絵入り・文字入り:可
- サイズ:7段階(さらに小さい・小さい・自動(普通サイズ)・大きい・さらに大きい・特大・超特大)から選べる
- ファイル形式:PNG/JPEG/EPS
具体的なサイズについて気になると思うので、短縮QRコードを使って作成した場合(本ブログのトップページのURLを入力して検証)のピクセル単位でのサイズを参考値として記しておきます。
※URLの文字数によっては、これよりも大きいor小さいサイズで作成される可能性もあります。
- さらに小さい:66×66
- 小さい:99×99
- 自動(普通サイズ):132×132
- 大きい:165×165
- さらに大きい:198×198
- 特大:264×264
- 超特大:363×363
印刷後のサイズを確かめたい方は、こちらのサイト「pixel⇔mm⇔dpi 計算機|シメケンプリント」を使うと便利ですよ。
無料のQRコード作成サイト使用時の注意点
上記のような無料のQRコード作成サイトを使うにあたって、知っていてほしい注意点があります。
オンラインツールであること、そして無償提供されているということは、便利な反面、次のようなリスクがあります。
- サービス停止・終了によって、QRコードのリンクが切れて使えなくなってしまう可能性がある
- 仕様が変更されることがある
- 利用によっていかなる損害や不利益があったとしても、補償は行われない。利用はすべて自己責任で。
もし不安に思ったら使わずに、有料版のサービスを利用する、有料のソフトを買うなどして対策をおこなってくださいね。
各サイトには利用規約や使い方ガイドのページがありますので、それを確認してから使うようにしましょう!
さいごに
QRコードは、スマホ決済なんかの登場で最近見る機会も使う機会も多くなりましたよね。
これからQRコードを導入したい方向けに、おすすめの参考サイトを下記にご紹介しますので、合わせてみてみてください。
おすすめサイト
▼ QRコードのあれこれが詳しくまとまっているサイト
参考 QRコードかんたん作成ガイドネット印刷のキングプリンターズ
▼ デンソーウェーブのQRコード解説サイト
▼ QRコードの黒い点々の意味まで知りたい方はこちらもどうぞ
この記事で使用した素材
- アイキャッチ画像:Photo by Samuel Zeller on Unsplash
- おみくじ付のQRコードを載せてみました笑。読み取れる方はやってみてください🎁
※素材を使用する際は、素材配布サイトの利用規約をよく読み、ルールを守って使用しましょう!
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