今回は、『伝わっているか?』という本をご紹介します。
こんな人に向いている本です
✅ 自信のある商品(あるいは企画)なのに、アピールしても相手の反応が薄い・興味をもってもらえない…という悩みのある人
✅ お店やホームページ、地域にお客さんを集めたい・呼び戻したいが、その方法がわからず困まり果てている人
✅ コミュニケーション(伝え方)を改善して、職場や友人、恋愛、夫婦関係を円満にしたい人
この本を読む前に悩んでいたこと
私が飲食店を経営しているクライアント向けにデザイン案のプレゼンをした際のことです。
その担当者さんに、自分のイチ押しの案に込めた想いがうまく伝わらず(本当は、私の伝え方に問題があったんだとこの本でわかりました・・・)、飲食店を訪れるお客さんではなく、担当者さんの好みの案が最終的に採用され、悔しく情けない気持ちになった経験がありました。
イチ押しの案は、何日もお客さんやクライアントのお店のことを考え抜いて作った自信作でした。
それなのに、その案の良さや、どうしてこうなったかの理由を自分では熱く伝えきったつもりでも、「B案の方がインパクトがあるしおいしそう、自分も好きなテイストだし多数決でこっちにしました」という答えが返ってきて、どうして伝わらないんだろう・・・と。
こんなことが1度だけでなく、2~3度続き、やる気を失いかけていました😭
この本の購入に至った決め手
「こういったことが繰り返されていては、かけた時間も込めた想いもまた無駄になってしまう」
そう思い、どうすれば自分の想いが伝わるのか、しかも、強引に押し通したり、ありもしない口実で騙すのではなく、クライアント自ら喜んで受け入れてくれる方法はないか、プレゼン方法や伝え方について調べることにしました。
その時に見つけたのが、今回の本『伝わっているか?』です。
購入に至った理由は単純に、評価が良かったことと、Kindle Unlimitedでも読めるということでした☺
読んでどうだった?
私にとって、ためになったこと
20何年言葉を使ってコミュニケーションしてきましたが、自分、言葉の使い方わかってないな、自分本位な伝え方しかできず、相手にどう伝わるのかをちゃんと考えられていなかったな、とこの本を読んで気づきました。
そのため、私にとってこの本の「伝わる20のメソッド」一つ一つが勉強になったのはもちろん、自分の伝え方の問題点を知ることができたという意味で、良い本に出会えたなと思っています。
また、この本は物語形式で進んでいくのですが、メソッド名はユニークだし、登場人物も皆個性的なキャラクターなので、自分のメモを見返すと、そのストーリーが思い出せるんです。メソッドや使い方を思い出す時に、とても役立っています。
私にとって、ためにならなかったこと
ためにならなかったことは、思いつきません。。。次回作があれば読んでみたいなぁ…と思っています☺
余談ですが、この本や、他のコピーライティングの本で紹介されている「今だけ限定!」「売上No1!」といった特別感を伝える表現は、使い方によっては人を騙す、誤認させる表現なので、注意が必要です。
例えば、本当は限定じゃないのに使うとか、売り上げNo1は10年前の実績で今は何位かもわからん、というようなケースです。
この本にも記載されていますが、この伝わるメソッドは「幸せなコミュニケーションを生むための技術」で、「人を思い通りに動かしてやろう」などと悪用はしないよう、わかっていても絶対に気を付けたいものです。
そのキャッチコピー違法かも?景品表示法を事例でやさしく解説!
さいごに
今回の本で紹介されている「20の伝わるメソッド」は、仕事だけでなく日常のあらゆる場面に使えると思います。
私も多方面でいっぱい使ってみて、伝わる技術を磨いていきたいと思います✨
想いが伝わらず悔しい経験をしたことのある方は、ぜひ手に取ってみてください。
この記事で使用した素材
- 記事中の挿絵:unDraw
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