ロイヤリティフリー(Royalty-free)という言葉、ストックフォトのような有料素材サイトでよく目にしますよね。
しかしながら、どんな意味だかイマイチ理解できていなかったので、今回調べてみました!
- 著作権放棄ってこと?
- それとも無料ってこと?
- 何がフリー?
そんな疑問をお持ちの方は、安心して使えるように、ぜひ読んでみてください👀
まずは「ロイヤリティ」の意味を知っておこう
ロイヤリティフリーの素材は、Royalty-freeの頭文字をとって「RF」と表記されることもあります。
これの対となる言葉に、ライツマネージド(RM)があるのですが、詳細は別記事で!
ライツマネージド(RM)素材とは?RFより高額?独占利用できる?Q&A形式で解説!
ロイヤリティ(royalty)には、著作権・商標権・特許権などの知的財産権への使用料という意味があります。
フリー(free)は、無料や自由という意味が連想されますね。
それを踏まえた状態で、ロイヤリティーフリーのギモンを解き明かしていきましょう!
ロイヤリティフリーとは?Q&Aで疑問を解決!
ロイヤリティフリーの意味や、できることについて、大手ストックフォトサイトの説明をいくつか比較して調べました。
わかりやすいようにQ&A形式でまとめたので、参考にしてみてください!
ロイヤリティフリーのギモン①「無料で手に入るの?」
RFの素材は、無料で手に入るの?
無料じゃない!1度購入する必要あり!
※ただし、もともと有料の素材を、一部だけサービスで無料配布している場合もあります。
ロイヤリティフリーのギモン②「自由に何にでも使えるの?」
RFの素材は、自由に何にでも使えるの?
自由じゃない!利用規約の範囲内でなら使える!
利用規約は、各素材サイトによって異なるので、使うサイトごとによく確認してくださいね。
ロイヤリティフリーのギモン③「著作権はないの?」
RFの素材に、著作権はないの?
著作権放棄された素材というわけじゃない!
著作権は撮影(制作)したクリエイターまたはその代理人に帰属します。
※ただし、素材サイトによっては、著作権フリー(著作権放棄or消滅)となっていることもあります。
ロイヤリティフリーのギモン④「じゃあ何がフリーなのさ!うそつき!!!」
じゃあ何がフリーなのさ!うそつき!!!
RF素材は条件付きで使用料フリーなんです!
RF素材を購入した人は、利用規約の範囲内であれば、追加の使用料なしで、下記のような利用ができます。
- 使用用途の申告は不要
- 好きな目的や媒体で使ってOK
- 商用利用可能
- 何度でも使える
- 使用期限の制限なし
- 追加契約や追加料金も必要なし
- ただし、独占利用はできない
※独占利用はできませんが、その分、高品質な素材を手頃な価格で使えるのがRFのメリット。独占利用できる素材はライツマネージド(RM)で提供されています。
まとめ
ポイントは、「利用規約の範囲内」で、ということ💡
フリーという言葉に騙されがちですが、なんでもかんでもフリー!というわけではないんですね。
素材を1度購入すれば、利用規約の範囲内でなら、使用料無料(ロイヤリティフリー)で使える、ということだと覚えておきましょう!
さいごに
こんな説明でしたが、ロイヤリティフリーの疑問が解決できていたら幸いです。
素材サイトによっては、別の意味でロイヤリティフリーが定義されていたりするので、その都度、利用規約を確かめてくださいね。
▽ ロイヤリティフリーのストックフォトサービスについては、下記で紹介しています
有料ストックフォトはどれを選ぶべき?コスパ重視のおすすめ7選
▽ ストックフォトサービスってなんぞや?という方は、こちらもご参考ください😊
有料素材サイトは無料版と何が違う?素材の違いや選ぶメリット等を解説!
この記事で使用した素材
- アイキャッチ画像:アナログ・手描き・テクスチャー素材集(書籍)
※素材を使用する際は、素材配布サイトの利用規約をよく読み、ルールを守って使用しましょう!
お探しの疑問は解決できましたか?
解決できた記事には、ぜひハート💖をクリックして応援いただけるとうれしいです!