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ライツマネージド(RM)素材とは?RFより高額?独占利用できる?Q&A形式で解説!

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テーマ ライツマネージド(RM)

状 況 自分で作る(内製)| 外注後(修正・検収)


「この写真、別会社の広告で見たことある」
ストックフォトを使うと、意図せず被りが発生するケースがあります💦

広報・採用・営業の制作物は、会社/サービスの印象や信頼にも関わるため、素材選びの基準を決めておくと安心です。

この記事では、ロイヤリティフリー(RF)と混同されやすいライツマネージド(RM)について、現場で判断できる形にやさしく整理しました。

忙しい人はここだけ
  • RM = 用途・期間・地域などを決めて使用申請し、その範囲内で素材を使えるレンタル方式のライセンス💡
  • RM素材は価格表示がない場合が多く、見積りが必要で、一般的にRF素材より高価💰
  • 競合との素材被りを回避したい案件(採用サイトや広告など)に向いている👌
目次

まず「ライツマネージド」の意味をほどこう

ライツマネージド(Rights Managed)は、ロイヤリティフリーと同様、ストックフォトサービスのライセンス形式の一つです。その略称をとって「RM」と表記されることもあります。

「ライツマネージド」の「ライツ」は権利を意味し、「マネージド」は管理するという意味で、マネージャー職をイメージすると分かりやすいのではないでしょうか🤔

つまり、ライツマネージドは、素材提供者(ストックフォトサービス運営者)によって素材の使用権が管理されている条件つきレンタル型のライセンスです。

ひと昔前まではこのライツマネージドが一般的でしたが、廃止してすべてロイヤリティフリー素材に移行する流れがあり、今はロイヤリティフリー(RF)形式が主流となっています。

ロイヤリティフリー(RF)との違い

ロイヤリティフリー素材は、フリーと付いているから無料という訳ではなく、一般に一度の購入(契約)でさまざまな案件に繰り返し利用できるというライセンスです。

一方、ライツマネージド素材は、使い方を細かく指定して、その使用範囲に限ってレンタル購入するイメージが近いです。

ロイヤリティフリー素材ライツマネージド素材
料金の明確さファイル形式、サイズなどによって価格表記があり分かりやすい👌使用条件(媒体・期間・地域・サイズ等)で見積りが必要📜
使い回しの可否同一素材を複数用途に使える場合が多い🙆‍♀️基本は指定用途の範囲内でのみ使える🙅‍♀️
独占利用の可否独占できない🙅‍♀️(同じ素材を他者も使える)基本は指定用途の範囲内で独占できる🙆‍♀️(非独占の場合もあるので要確認・要相談)

ライツマネージド(RM)素材が必要かどうかの判断基準

次のどれかに当てはまるなら、RMを検討する価値があります!

  • 競合と同じ写真を使いたくない(採用・広告・サービスLPなど)
  • 素材の利用は一時的(キャンペーン期間中、イベント期間中、1年限りなど)
  • 美術品・著名人・報道寄りなど、ロイヤリティフリー(RF)で見つからない素材が必要
  • 独占(または準独占)を交渉したい

逆に、社内資料・ブログ挿絵・汎用バナーなど、被ることよりスピード重視ならロイヤリティフリー(RF)で十分なケースが多いです。

ライツマネージドとは?Q&Aで疑問を解決!

ライツマネージドの素材は、「何にでも」使える?

使用したい用途や期間、地域などをあらかじめ申請して、使用許可された場合に使えます。

ライツマネージドの素材は、まず使用前に申請が必要となります。

なぜなら、その素材は既に他者が独占使用しているかもしれないからです。申請して、もし他者が独占使用中の場合は、使用することができません。また、申請内容によっては許可が下りない場合もあります。

申請が通ってやっと、素材を使用することができますが、もし申請した用途や期間以外に無断で使うと、ペナルティーの罰金が課せられることも😭

申請は、使用1回ごとに必要で、使用料もその都度かかります。

そのため、「レンタル作品」というイメージで捉えると良いでしょう。

ライツマネージド素材に価格表示が見当たりません。いくらで購入できる?RFより高額?

固定価格では販売されていません。見積りを依頼する必要があります。

料金は、使用媒体やサイズ、使用期間、地域などによって変動するため、基本的に見積りで決まります。

ライツマネージドの素材はロイヤリティフリーよりも希少価値の高い作品であったり、著名作家の作品であることが多いため、ロイヤリティフリー(RF)の作品よりも高額になります。

また、素材を独占利用できる分、長期間使用や全世界で使用する場合には、高額になります。

見積りや使用申請等の手続きが面倒そうですが、ライツマネージドのメリットは何がある?

競合他社とのバッティングを防げたり、独占使用ができます

ライツマネージドの場合、他のフリー素材と違って、素材ごとに使用権の管理がされているため、使用履歴(使用者、業種、期間、媒体、地域など)を確認することができます

そのため、競合他社とのバッティングを防ぐことができるというメリットがあります。

また、一定期間、素材を独占的に使用することもできます

使用権を管理されるほどの素材って、それほど希少な素材ということ?

著名な写真家の作品や、美術品、世界遺産の空撮など、希少で高品質で独自性の高い素材がライツマネージド形式で提供されています。

素材の種類は、写真・イラスト・動画・音楽まで幅広く提供されていて、例えば次のようなものがあります。

  • 報道・教育向けの作品(元号発表時の写真、科学実験写真など)
  • 著名人のポートレイト(女優、アーティスト、スポーツ選手など)
  • 美術館や博物館の美術品(モナリザ、風神雷神図など)
  • 世界遺産や観光名所などの作品(グレートバリアリーフの空撮、白川郷など)
  • 著名な写真家やイラストレーターの作品

上記のような作品が、オンラインで使用申請&レンタル購入できるというのは、高額で利用範囲の縛りはあるものの、カメラ等の技術や作家等との人脈をもたない個人や団体としては、たいへん便利でありがたいシステムですね✨

【コピペOK】RM素材の見積り依頼テンプレ

ライツマネージド素材が必要な時にササッと見積り依頼できるよう、見積もり依頼に必要な項目をまとめたテンプレートを作成しました。

ストックフォトサービスによっては、見積もり依頼フォームが用意されており、必要項目を埋めていけばOKな場合もありますが、メール問い合わせが必要な場合もあります。その場合にぜひ参考にしてみてください😊

必要事項を漏れなく伝えることで、返信が早く・使用中のトラブルも防止できますよ。

1.使用目的:
例)採用/広告/Webサイト/営業資料/SNS など

2.使用媒体:
例)自社サイト、LP、新聞、雑誌、交通広告、展示会パネル など

3.使用サイズ:
例)横1200px、A4全面、バナー300×250 など

4.使用期間:
例)2026年3月1日〜2026年8月31日まで

5.使用地域:
例)東京都内のみ/日本国内/アジア/全世界 など

6.業種・用途の文脈:
例)採用向け、BtoB営業向け など

7.改変の有無:
例)トリミング/文字入れ/色調整/合成の予定

8.独占の要否:
要(期間・業種・地域の範囲希望)/不要

9.二次利用の可能性:
例)将来、パンフ・動画・SNSへの展開予定あり

まとめ

ライツマネージド形式は、提供者によって素材の使用者・期間・用途などが管理されているレンタル方式の素材と覚えておきましょう💡

これを利用するのは、多くはプロのデザイナーや、マスコミ、メディア関係者です。プロユース以外では、ロイヤリティフリー(RF)の素材か、お金のかからないフリー素材で十分だと私は思っています🤔

しかしながら、ぜひ一度はライツマネージド素材がどんなクオリティなのか、ゲッティイメージズなどのストックフォトサイトで確かめてみることをお勧めします!

免責・参考リンク・ご意見箱

免責事項

  • 本記事は、ライツマネージドに関する一般的な情報と、実務で迷いにくくするための整理を目的としています。内容の正確性には配慮していますが、各素材サイトの利用規約・ライセンス条件が優先されます。必ずご利用時点の規約をご確認ください。
  • 本記事は一般的な情報提供であり、法的助言ではありません。個別案件の最終判断は、専門家にご相談ください。

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